環境・エネルギー問題は経済社会のあり方と密接に関連しています。現在の経済社会をどうみるか、今後の経済社会のあり方の変化をどう見通すのか、どのような新しい経済社会を展望するのかといった諸問題は、環境問題やエネルギーシフトの問題を考えるうえでも大切な研究課題です。このような視角から第3テーマに未来社会研究を置き、次のような点につき研究を進めていきます。

・現代資本主義の分析

・SDGs(持続可能な開発目標)の検討

・アソシエーション(自立した諸個人の連合体)論の検討

・ILOのディーセント・ワーク論の検討

・非営利企業の役割の拡がりの検討

最近の研究会

【研究会】核燃料サイクル政策と使用済み核燃料の処分の問題を探る!

政府がベース電源に原子力発電を位置づける重要な根拠に核燃料サイクル計画の実現があります。
そのための再処理工場の建設(原燃、六ケ所村)に着手したのが1993年で、中核施設が97年に完成する予定でした。
しかし、四半世紀たつもいまだに完成見通しがたっていまえん。また使用済み核燃料の最終処分についても見通しが立っていません。
にもかかわらず国は、原発の建て替え(リプレース)、運転期間のさらなる延長などの方針を打ち出してきています。
これでよいのかを、基礎から学びます。

7月研究会:映画『サイレント・フォールアウトーー乳歯が語る大陸汚染 』試写会

7月定例研究会は映画会(試写会)として開催します。 

ドキュメンタリー映画・放射線を浴びたX年後 Ⅲ 
『サイレント・フォールアウト ― 乳歯が語る大陸汚染』 

日時:2023年7月16日(日) 14:30開場
   15:00~16時40上映
会場:立教大学池袋キャンパス12号館

JAXA相模原施設見学ツアー

実施日:3月27日(月)11時45分
 JR横浜線淵野辺駅改札口集合

H3ロケットの打ち上げ失敗という報道で改めてJAXAが注目を集めました。JAXAの理念は「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現」することにあるとのことです。その基礎研究を行う「相模原キャンパス」を見学し、宇宙並びに地球環境の観測がどのように行われているか、その取り組みに触れてみたいと思います。