東日本大震災、福島原発の事故以来、日本のエネルギーをどうするかが生命存続の問題として問われています。自然エネルギーへのシフトが強く求められていますが、これを実践的に進めるには、様々な事業活動における粘り強い議論と取組みが必要になっています。また、私たち市民においても、生活のありようの見直しを含め、何らかのアクションを起こしていかなければならないと考えています。

そこで、第1のテーマにエネルギーシフトを置き、次のような点について調査研究することとします。

・国や自治体のエネルギー政策の展開

・電力会社・新電力会社の事業の動向

・地域の企業によるエネルギーシフトの取組みと雇用の創出

最近の研究会

JAXA相模原施設見学ツアー

実施日:3月27日(月)11時45分
 JR横浜線淵野辺駅改札口集合

H3ロケットの打ち上げ失敗という報道で改めてJAXAが注目を集めました。JAXAの理念は「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現」することにあるとのことです。その基礎研究を行う「相模原キャンパス」を見学し、宇宙並びに地球環境の観測がどのように行われているか、その取り組みに触れてみたいと思います。

【研究会】ミャンマーの現状と展望――クーデターから2年

【講演日時】2023年3月18日(土) 15時~17時

報道されることが少なくなったミャンマーですが、現状がどうなっているのか、民主派はどのような展望をもっているのか、1988年からミャンマー民主化運動をつづけているティンウィンさんにご講演いただきます。
なお、講演はミャンマー語で行い、日本語に通訳いたします。

【講演会】危機にある大学自治の現状と闘いの展望

この間の新自由主義的「大学改革」が大学から自由な研究環境を奪っている。教授会を学長の諮問機関に格下げした2014年の学校教育法の改悪などが、大学自治の環境を大きく劣悪なものにしてきており、真理の探究という大学の役割に否定的な影響が生じている。
今回の研究会では、山賀徹東京私大教連副委員長と、野中郁江明治大学名誉教授をお迎えし、ユネスコの「高等教育の教育職員の地位に関する勧告」に立ち返りながら、反動的な現状と、今後の闘いの地平についてご講演いただくものである。