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代表者からのメッセージ

 今日の社会・経済が直面する重要課題として、環境問題とエネルギー問題があります。深刻な状況にある環境問題が今後どのような方向に向かうのか、また将来にわたってエネルギーがどのように確保されるのか、多くの方が大変不安に思っています。ことに3.11東日本大震災とそれに伴う福島原発事故は、人間と自然との共生がどうあるべきかを鋭く問いかけています。

 

 今日、日本の社会・経済はこれまでにない困難な課題を抱え、新しい経済社会システムが求められるようになっています。それとともに、世界、なかんずくアジアをのぞめば、目覚ましい経済発展をしている反面、環境やエネルギーなどで深刻な問題が生じており、深い憂慮を禁じえません。かかる中にあって日本が果たすべき役割のひとつは、「国民的財産」となっている資源・エネルギーについての研究成果を共有し、同時にアジア諸国の経験や研究との交流を通して、一体となった解決を目指すことであります。

 

 私たちは、これまで個々にではあるが研究や運動を通して社会に一定の貢献をしてきました。その蓄積を活かし、さらなる研究交流・提言・啓蒙を通してより多くの個人・団体との共同で解決への道を歩みたいと考えています。そのため、ここに「アジア環境・エネルギー研究機構」を設立し、この「研究機構」を通して、それぞれの国や自治体、企業や地域、或いは個々人がより良い解決への道筋を見出すことに貢献したいと考えています。共に歩んでいただけることを期待しております。